岩盤浴、遠赤外線治療器は体に良いのですか?

答:体が温かくなるだけと思います。

遠赤外線とは(岩盤浴は遠赤外線)

赤外線のうち波長が5マイクロメートル(1000マイクロメートルが1ミリメートル)より長い電磁波を遠赤外線と呼んでいます。物質に良く吸収されることから加熱・殺菌などに利用しています。
電磁波とは電磁場の周期的な変化が真空中や物質中を伝わる横波。マックスウェルの電磁理論により、光とエックス線も電磁波に他ならないことが示された。つまりラジオの電波AMのMF、FMラジオ、テレビの電波VHF、UHF、BS、CS放送のSHF、遠赤外線、赤外線、光、紫外線、エックス線までが電磁波と言うことです。
可視光線の波長は380〜800ナノメートル(1000ナノメートルが1マイクロメートル)です。つまり800ナノメートル以上の波長の電磁波を赤外線と呼んでいます。
参考までに電子レンジは約12センチメートル、携帯電話は800Mヘルツが約37センチ1.5Gヘルツが20センチです。(これも遠赤外線?)
遠赤外線は体の奥深くまで入っていかないが波長が長い電磁波になるほど体の中に入っていきます。
遠赤外線は物体の表面と少し表面より内側までは温めることができる。しかし電子レンジなどの電磁波は物体の中に入っていき物体の外側は勿論、内側の分子までも電磁波でゆすって温めることが出来ます。

遠赤外線は、温める手段のひとつです。
五右衛門風呂は岩盤浴プラスお風呂の効果がありゆっくり温まると体が芯から温まり湯冷めし難い。(湯あたりに注意して下さい。又お湯からも遠赤外線は出ています)
もし赤外線が体に良ければ電熱器、熱したフライパン、(鉄板で焼きながらお好み焼きなどを食べている時は赤外線を浴びています)又さらにお湯の入ったやかん、パネルヒーター、人間の体、など生活の身近に遠赤外線はいくらでも存在しているので、特に遠赤外線治療器は買う必要はないと思います。

注意:赤外線でもやけどをします。