「ある時患者さんに先生!血圧が上がりました」と言うので 私がえらいことになってしまったと誤解した時の話 |
福田多美さん(仮名)52歳の例(私が整体師になって3年位たった頃の話です) 腰が痛くて当所に来ていた方なのですが2〜3ヶ月通っていた頃の話。 福田さん「先生!私血圧が高くなりました」と言うので、私、心の中で高血圧になってしまったと思い、えーッそれは大変なことだ!でもどうしてうれしそうに言うのだろう? 心の取り乱しを抑えて、私「どのくらいの血圧になったのですか?」と聞くと、福田さん「100を超えたんです」と言うので私は高血圧になったのと勘違いしていたので、下が100を超えてしまったと思い込み暫く無言でどうしたことかな?と思っていたのです。 でも待てよ!もしかするとと思い、私「上が100を超えたのですか?」と福田さんに聞くと福田さん「ええ!上が100を超えたのです。今まで上は90を越えたことが無かったのです」と言われやっと私の誤解に気が付いたという訳。 以前より血圧の高い人は低くなるのは知っていたのですが低い人が高くなるのはこの時まで知りませんでした。 最終的に110位までになったようです。(勿論、上がです) 何事も経験ですね!(勉強になりました。) それ以後も低い人が高くなったという報告例はたくさんありますが、今では患者さんに均整法の治療は「血圧の高い人は低く、低い人は高くなるようです。つまり、適正血圧に近くなるらしいですね」 と説明しています。 |
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