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股関節の治療風景 |
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骨盤は第五腰椎と股関節の三点で支持されています。
股関節に変形をきたすと骨盤自体が狂い腰痛は勿論のこと側湾症の原因にもなります。側湾症は股関節の変形が原因と考えます。生まれて、間も無い赤ちゃんの股関節を調べることは大事なことと思います。
もしその時異常が発見されたら当院のような整体治療をしっかり受け、将来側湾症になることを予防することをお勧めします。
治療には少々長い期間(半年から1年)を必要としますがそれだけ厄介な症状なのです。
そしてその子が一生悩むかどうかもその約一年にかかっています。
過去に施術を進めた幼児が施術せずに、小学高学年になってから父親が「うちの娘側湾症になった」と言われたことがあります。
それでも施術せずにもっとひどくなった高校生になってから来院し腰痛を訴えていました。
それでもあまり来院されなく、側彎も少ししか改善されない内に来院されなくなりました。
お子様の為に出来るだけ早い内に股関節の状態を改善された方が良いです。
又、目立つか目立たないかの違いだけで腰痛もちの人の中にも結構側湾症の人がいます。
1977年頃の実例:
当時6歳の多賀子ちゃん、当院に初めて来たとき股関節の故障により歩く時、体が左右に大きく揺れよたよた歩いていました。
その原因は来院する1年位前のある日のこと、お風呂場のタイルですべり又割状態になったそうで、その時股関節を痛め痛がっていたとのことでした。
その為半年一年と病院を転々としていたらその間にひどいよたよた歩きになってしまったとのこと。
初めの段階で来院すれば簡単に良くなったと思うのでこの様な時は即、ご来院された方が間違いないです。
当方で改善不可能と思われる場合は適切な判断の上ご指導致します。
初めの頃は週3回、今、どのくらいの間週3回来ていたかは憶えていませんが1年よりは長かったと思います。そして来院を週2回、1回と減らし6年生になった頃には歩く姿が以前と違い全く分からなくなりました。
来院していたその子の近所の方も「たかちゃん、歩き方が全然分からなくなったね」と言っていました。
今思い出しても本当に良かったとその子のことを思い出します。
最後多賀ちゃんに会ったのが23か24歳の頃、その頃も普通に歩いていました。多少の側湾が残っていることは事実です。
しかし病院では異常なしと言われる程度と思います。
つまり完璧に治ったと言っても過言でありません。
その後も、月に2〜3回程度は予防の意味で、治療に来ていてもらいたかったのですが高校2年頃から来院されなくなりました。
その後も似たような症状のお子様もおいでになりますが、その子程ひどい子は今のところお見えになっていません。しかし今の技術の私だと倍以上のスピードで改善されることと思います。
股関節異常の場合かなり長い間の治療が必要なので、施術料金でお困りの方はご相談下さい。【改善可能と思われる症状の幼児(初回ご来院時7歳位迄)に限り格安料金に致します】
理由はお子様の将来のことを考えると、かわいそうに思うからです。
多賀子ちゃんもその中の一人です。
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